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公園の入り口にきました。ここは長等公園といって、大津市で最初に制定された都市公園です。入り口左側に、少しばかりの遊具とベンチがあったので、これが長等公園とおもっていたら、ここから坂を上って奥の方まで、かなり広そうです。さらにその左側には、荒れ寺がありました。土木工事のプレハブ小屋が建っていたのでこれから整備されるのかもしれませんが、境内や建物は荒れ放題。殆ど廃寺です。本堂らしき建物は、立て替えられるのか、取り壊されるのか、そういう雰囲気です。その右、仏舎利塔らしき立派な建物は、どっしりしているのにぼろぼろで無惨な姿でした。
荒寺にて
さて、長等公園の入り口まで戻り、坂道を上ります。右手すぐに現れるのが大津大神宮。天照皇大神をまつったもので、創建の歴史は割と新しく、明治初期に建てられています。名前とは裏腹に規模が大変小さいため観光名所にはなっていません。
大津大神宮
さらに上ると、お地蔵様などをまつった小さなお堂がありました。何ていうお堂かわからなかったので省略。そして大きな「長等公園」の石柱を通り越し、さらに上ると、上の方でワイワイガヤガヤと聞こえてきます。遠足かな?慈善団体かな?かれらは奥の山の方へ進んでいきます。わたしは登山をする気はないのでやめときます。
山へ向かって左奥の方に、不動明王のお堂があるようなので行ってみます。不動明王って、独特の雰囲気があるので結構好きです。お堂の上の方から水が滝になって流れ落ちて、その滝の内側に通路があって不動明王の真ん前で拝むことができます。
不動明王
長等公園付近は、このように寺社が多く、昔からの交通の要所であり、道中安全を祈る信仰の町であったことが伺えます。さて、長等公園はこのくらいにして、市内中心部まで下りていこうと思います。


公園にあった古い看板。国鉄のまま表記が変わっていません。
この看板でも、四宮から関蝉丸神社までを小関越えとしていた先ほどの大津市看板の説明と一致しています。峠を越えてきた道は、長等公園の入り口を通り、長安寺から国道へでてきて関蝉丸神社で終わるというコースのようです。(今回はこのコース通りには歩いていません)
公園入り口から来た道を戻り、さきほどの小関越えの四つ角を右へ曲がります。(小関越えからだと直進、車は不可)道はさらに狭くなり、南行き一方通行の道路に突き当たりますが、とくに見所はなし。仕方がないので突き当たりは左(北。一歩通行の逆)に歩き、次の四つ角を左に折れ、山の方向へ向かって進みます。すると大きな鳥居が道路をまたぎます。この道路は大変整備されており、両端には石畳まで施されています。そのさきに、長等神社がありました。
参道になっている道路
赤い門は、長等神社楼門といって、明治38年竣工、昭和47年大津市指定文化財に指定されています。中の拝殿はさほど大きくありません。
長等神社の右(北)隣に、三井寺観音堂への参道がありますが、入り口に小屋があって、拝観料を徴収するようになっていました。そういえば、小関越えの途中で、三井寺へ直接向かう未舗装の道が分かれていましたが、そこに立っていた看板に、「三井寺観音堂 1.2km」とかかれており、だれかがその上から「500円」と落書きしていました。たぶん一本道の途中、もうすぐ下りてくるところで拝観料徴収小屋があるのだなとわかります。これはある意味親切な落書きです。
<= これ。峠の近く。
今日は寺社拝観は財政面で予定には入れていないのでここはパス。さらに進むと、琵琶湖疏水のトンネル入り口に来ました。疏水はここから藤尾奥町まで一気にトンネルを流れていきます。トンネルの様子は、柵がありよく見えませんが、茶色の扉があり、建築物のようなデザインとなっておりなかなか渋いです。ここから京阪の三井寺まで歩き今回は終了。意外と近かった小関越えでした。本当は疏水沿いに湖岸まで行くつもりでしたが競艇ボートの音がうるさく、行く気を削がれてしまいました。
疏水トンネル入口
山科駅 - 普門寺(小関越え入り口) 約30分
普門寺 - 喜一堂(小関峠) 約15分
喜一堂 - 長等公園 約15分
長等公園 - 京阪三井寺 約10分
途中いろいろ寄り道しましたが、こんな感じと思います。
いつか、四宮から蝉丸神社まで、本当の小関越えを歩いてみたいと思います。